ヨーロッパ街歩き④ドイツ・キムゼー、ジークスドルフ
おや、船だ
ここは海ではない
ドイツ南東部にあるキーム湖(Chiemsee)
この日もミュンヘンを早朝に出発
旅の初日、ブリュッセルからドルトムントに移動して以来の電車旅
キーム湖に浮かぶヘレンキームゼー城に向かう
最寄駅からフェリー乗り場まで約20分、メルヘン街道をてくてく歩く
この頃、疲れの第一波がきていて、この20分が長い長い
島の船着場から城まで、また15分歩く
荷物が重い(ほんとは重くない)
金ピカな城の中は撮影禁止
あまりの眠気に30分のガイドツアーはほとんど立ったまま寝ていた
有名な?ノインシュバインシュタイン城を建てた王様がこの城も建てたのだとか
好きな人にはたまらないのでしょう、こういう食器類
旅人と割れ物の相性は、言うまでもない
【街歩き】ヘレンキームゼー城 Schloss Herrenchiemsee(ドイツ)
フェリー乗り場から最寄駅へのメルヘン街道復路、とぼとぼ歩いていると、突然中国系の女性が近づいてきて、駅まで乗ってく?と車に乗せてくれた
ドイツ人の旦那さんと駅方面に行くついでという
中国人と間違えただけかもしれないけど、疲れているからなおさら、こういう心遣いが沁みる
こういう体験をすると、今度は自分が旅人に恩を返してあげないと、と思う
さてここから本日の目的地、ジークスドルフ(Siegsdorf)へ、再び電車移動
ジークスドルフには、2002年日韓ワールドカップでロシア代表が清水でキャンプをしたときに、一緒にボランティアをした知人が住んでいて、一晩お邪魔をさせてもらうことに
ロシアが縁で知り合った知人の家に、ロシアワールドカップに合わせて旅をしている途中に立ち寄るなんて、不思議な巡り合わせがあるもんだ
と、その前に、トラウンシュタイン(Traunstein)で途中下車して、知人オススメのPark Cafeで一息
チーズケーキ
公園のすぐ横にお店
さあ、ジークスドルフに向かおう
家に着き荷物をおろしてゆっくりするのもそこそこに、わんぱく坊主のスピードスケートの練習で隣町インツェル(Inzell)までドライブ
この山道で何十年かぶりに車に酔う、、
青白い顔でスポーツ広場(Sportplatz Inzell)に到着
陸上トラック、サッカーやフットサルのピッチ、スピードスケートのワールドカップも行われるアイススタジアムなど、山あいの小さな村に充実の施設
スピードスケートのトレーニングは、夏の間はインラインスケートで、敷地内をぐるぐる回る
コーチは平昌五輪にも出た、スピードスケートのオリンピアン
お母さんによれば、コーチによって子どもの取り組む姿勢が違うとのこと(今のコーチは良い)
スポーツ大国と呼ばれるドイツにも、いろんなコーチがいるんだとしみじみ
旅の醍醐味は、こうした地域の日常を感じられるところで、そこでしかできない体験こそ価値がある
夜は家族一緒にごはん(サンドイッチ)を食べ、お父さんとワールドカップの試合を見る
朝、部屋の窓からみた景色
アルプスの少女が何人も飛び跳ねていそうな、アルプスの麓の美しい村だった
わんぱくたちが今度静岡に来たら、夢テラスに一緒に行きたい