エアビーのホストについて①
前回、ベルリンのゲイのエアビーホストについて書いたから、今回はこれまでのエアビーホストについて振り返ってみようと思う
エアビーは2014年から使っている
初めてのエアビーはニューヨークのクイーンズ地区にあるマンション。キャリア風のお母さんとニャンが住む家の一部屋を貸してもらった
マンハッタンからは少し離れていたけど、全米オープンテニスの会場であるフラッシングメドウまで歩いていける距離にあったのが決め手だった
目をキラキラさせながら、毎日テニスを見に行くんだと話をしたら、数日後、会社でもらったセンターコートのチケットをあげるわ、と
錦織が勝ち進み、延泊することになって選んだのは、フラッシングメドウまで地下鉄で1時間かかるブルックリン地区
ホストカップルはペルー出身のアーティストの卵で、カフェで仕事をしているメンとハワイ出身の高好感度な女の子。モスグリーンのお洒落な壁のリビングで、お互いの出身地の地図をiPadで見せあったりした
2016年南米4ヶ国の旅もエアビーだった
パラグアイのホストはアルゼンチン出身のどうしようもない自称ジャーナリストのハゲデブオヤジで、部屋は薄暗く、ベッドのスプリングは死んでいて、下水の匂いが部屋に漂ってくるようなハズレ物件で、レビューはコテンパンに書いた
そこのエアビーのページにはプールも掲載されていて、お、いいかも、と選んだのが間違いだった。おやじとよだれをベロベロ垂れ流す大型犬が泳いだあとに、お前も泳げばいいと言われ、きっぱり断った
朝から移動で、夜、腹ペコで部屋に着いたウルグアイでは、ホストカップルが夕食の肉料理をちょびっと分けてくれた。
おいしい。そして、沁みる。。
とんでもホストのパラグアイの直後だったから、なおさら沁みる。そのあと食べたバーベキューステーキもピカイチだったけど、その時のホストの心遣いが、今でも忘れられない思い出になっている
現地の生活に触れることができるのがエアビー最大の魅力で、さらにホストとのちょっとしたふれあいがその魅力を何倍にもしてくれる
今回のヨーロッパ16ヶ国5週間の旅、30泊はエアビーだった
次は、ヨーロッパのホストたちの様子を書いてみたいと思う