ヨーロッパ旅の食べもの⑩リトアニア・ヴィリニュス
ヴィリニュス駅から歩いてほど近い、Halle Marketにやってきた
早朝からの移動でなにかお腹に入れたいな〜、スープがあるといいな〜とマーケットの奥に進んでいくと、ショーケースの中にあった
うわ〜、すごい色、なんだこれ、やばめ?大丈夫なやつか?
食に関しては極めて保守的、チャレンジはしない派ながら、ここまで振れていれば外してもネタになるだろということで、見た目以外の情報はゼロながら、思いきって頼んでみた
ピンクのスープ、きゅうりと赤かぶ?ヨーグルト?
今まで飲んだことない感じでよくわからないけど、冷たくておいしいぞ
なにも知らずにピンクスープと名付け、調べてみたらピンクスープという名前らしい
そして、赤かぶと思ったものはビーツという野菜?とのこと
インスタを見るとズラッとピンクスープが並んでいる
すごい発見をしたと言いふらし、恥をかかずにすんだ
地元民しかいない、まさに地元のカフェレストラン
飾り気もなく、マーケットの奥でひっそりと営業している
路地裏にあるうす暗いレストランバーでワールドカップを見ながら、なにかいただこう
こっちはピンクというより、ワインレッドに近いスープ
白く浮いているのはヨーグルトで、こちらではスープにヨーグルトを入れるのが基本なのかも
スープとの相性は可もなく不可もなく
ヨーグルトそのものはほどよい酸味があっておいしい
ブーちゃんの耳と奥にはベーコン
Halle Marketにはこの旅初めての生魚があったけど、やはり肉にいってしまう
ブー耳は思ったより柔らかく、マスタードソースも好
そして、例の、ヨーロッパのガス水問題
Natural Mineral Water はガス!
ヨーロッパ旅のカフェ①Italala Caffè(リトアニア・ヴィリニュス)
こじんまりしたリトアニア・ヴィリニュスの旧市街
お昼を食べるのにおススメのお店をエアビーホストに教えてもらってやってきた
Italala Caffè
プラハのIF Cafeとはまた違ったかわいさ♡
カラフルで楽しげな店内はまるでティーンガールのよう
お手製かな?
おいしそうなスイーツ
お好きなジャムをどうぞ
クロワッサンもカフェラテもしっかり味がしておいしい
隣の席では美人のお姉さんが高速でキーボードを叩いている
動画でもだめだな〜
— 小林太地 (@taichi923) 2018年6月27日
やっぱり人の目にまさるレンズなし pic.twitter.com/9U2nvOnucC
奥の窓際のイスが、、
ぶらぶらブランコ
あまりにかわいいカフェだから、お願いして写真を撮らせてもらった
笑顔が素敵で、それがお店の空気になってるのがよくわかる
リトアニア、ヴィリニュスに行ったらItalala Caffèに
ヨーロッパ旅 ロシアW杯④リトアニア・ヴィリニュス
こういう看板を探す旅でもある
その国、その街によって温度差がある
自国が出場していれば、自国の試合があれば、街はざわざわ
自国が出場していなくても、ハンガリーのようにあちこちの店先にテレビがあるようなところもあれば、看板を探すのにひと苦労するところもある
リトアニアは、お察しのとおり
エアビーホストに教えてもらったレストランバーにやってきた
客は少ない
ローカル色濃い店だから、地のものをつまみつつ、W杯を楽しもう
スープに浮かぶ白いのはヨーグルト
最初は驚いたけど、慣れるとほのかに酸味があっておいしい
ブーちゃんの耳、奥はベーコンサラダ
ブーちゃんはこりこり、マスタードソースにもあって、おつまみによし
マーケットに生魚があるとはいえ、やっぱり肉がおいしいな
韓国がドイツに2-0
左の韓国人のおじさんにおめでとうと握手をしようとしたら、日本人だった
しかも71歳のバックパッカー
リトアニアで韓国の試合見てるアジア人がいたら、そら韓国人と思うやろ、、
年金生活をしながら、たまに海外を旅をする
これぞ旅人
これぞ素晴らしき人生
思いもかけないこんな出会いに旅の価値がある
ヨーロッパ街歩き⑩リトアニア・ヴィリニュス
リトアニアの首都、ヴィリニュスは快晴なり!
早起きしてワルシャワを出発
ヴィリニュス国際空港のロビー
小さい、好感
早速空港バスに乗って旧市街へ
(どうやってお金払ったんだっけな?ユーロの小銭?)
ヴィリニュス駅に着きエアビーに行く前に、明日のラトビア・リガ行きのバスチケットを買う
チケット売り場のおばちゃんはだるまとオニダルマオコゼを足して2で割ったような感じだけど、英語対応もスマート
リトアニア、好印象スタート
街も空も花も美しい
リトアニアはいい国だ(単純)
バルト三国だからさすがに寒かろうとヒートテックを着込むも、間もなく汗がじっとり染み無用の長物に
Tシャツ、短パン、ビーサンのいつものスタイルに
世界文化遺産の街だからか、中高年のツアー観光客がたくさんいる
素朴な路上マーケット
この旅、初めて見る生魚
思えばこの旅、内陸、海なし国ばかりで、生魚はもちろん魚そのものを見ることがなかった
ヴィリニュスも海から約350キロの内陸だけど、魚の食文化があることが、マーケットを覗くとわかる
リトアニアの青葉公園こと、Rotušės aikštė(読めない)
奥に見える市役所の前に山車が出ている
色使いがカラフルでかわいらしい
こちらでも珍しいのか、テレビも撮影している
クリシュナ教のお祭り?パフォーマンス?
音楽に合わせ、教徒の男女が踊っている
これずっと踊ってたらトランス入るだろうなって感じのやつ
路地裏ライフ
いいね
通りすがりのおっさんに、金も財布も電車のチケットもパスポートも無くしたから、金を貸してくれ、と声をかけられる
なら、警察に行くといいよ、とアドバイスを送る
北緯54度、6月下旬、午後8時の空
塔の横に大きな満月
ミラノの路地の向こうに見た満月を思い出す
夜11時、薄明かりの中思い思いに過ごす人たち
短い夏を楽しむとはこういうことか
今日のエアビー
程よい広さに大きなベッド
デザイン、インテリア、素材
これまでのエアビーとひと味違う
歴代エアビー、最オシャレシャワー
北欧とか冬寒い地域は家の中がオシャレ、みたいな話を聞くけど、ちょっとだけその匂いを感じるような
洗面ボウルもシャレオツ
ちょっとした美意識の積み重ねが気持ちのよい空間を作っている
一泊だけなのが惜しい
リトアニア、たった1日だったけど、とても良かった
明日の朝、ラトビアのリガに出発する
いい感じで撮れてるので、動画もぜひどうぞ
ヨーロッパ旅の食べもの⑨ポーランド・ワルシャワ
ヨーロッパスープ巡りの旅はまだまだ続く
ポミドロヴァ
ポーランドでポピュラーだというトマトベースのスープ
ここはグーグルに聞くのではなく、食べものでは滅多に当たらない勘でワルシャワの呉服町通りの店に飛び込む
初夏の雨で肌寒く、雨中の街歩きで冷えた体にじんわりしみる
いろんな国でスープを飲み比べると、トマトベースよりたまねぎやニンニク系のスープのほうが自分の好みだということがわかる
だからといってポミドロヴァがまずいということではない
これはこれでおいしい
ポミドロヴァとビールを飲みつつ、W杯を楽しむ
たいていのお店は、ビールと言えばすっと持ってきてくれるけど、たまに、どのビール?とメニューを差し出してくる
ずらっと並んだビールの種類を見て、どうしようと悩んではいけない
ここで魔法の言葉をつかう
「ピルスナー」
これで万事OK
ハズレなし
チェコで訳もわからずピルスナーと言っていた意味がこのころやっとわかってきた
Chopinコンサートを挟み、こちらはグーグルに聞いた
ワルシャワ おいしい
すると出てきたのは、クラクフ同様、ピエロギ
観光客向けの店のようで、肉、キノコ、ツナ、チーズなどなどなど、具の種類が豊富
サワーチーズやグレービーソース?をつけてパクパク
これはなんのスープだったかな?
ちょっと酸味があって、ベーコンだったか、きのこだったかが入っていたような気がしないでもない
http://www.zapiecek.eu/menu_eng.html
スタッフは観光客擦れしている
ワルシャワ2日目
こちらもググって、日本語ブログで写真映え(インスタではない)する店内につられて来てみたものの、まあ、なんというか、普の通
こんなキラキラしたオシャレチョコレート屋さんもある
ヨーロッパスタジアム巡り⑩ スタディオン・ヴォイスカ・ポルスキエゴ、ワルシャワ国立競技場(ポーランド・ワルシャワ)
スタディオン・ヴォイスカ・ポルスキエゴ(Stadion Wojska Polskiego)
ワルシャワの草薙にある、31,000人収容のスタジアム
がっちりフェンスに囲まれて近寄ることができず、遠景の写真のみ
セキュリティが、というのはわかるけど、ガッチリやられてしまうとどうしても心理的な距離が遠く感じてしまう
近くに感じつつ、かつセキュリティも両立させるというのが理想ではある
ウィーンのアリアンツスタディオンやブダペストのグルパマアレナはスタジアムにオフィシャルショップやレストランが併設されていて、とても身近に感じる
草薙から北へ3キロ、途中ビスワ川を渡り、住宅街を抜けて向かった先は
ワルシャワ国立競技場(58,000人収容)
ご立派
でかい
さすが国立だけあって、フリーWi-Fiが飛んでいて、なう、ができる
ここなう
さすが国立WiFi、動画もアップできる pic.twitter.com/utpwddpqXU
— 小林太地 (@taichi923) 2018年6月26日
ところで、ポーランドに入国してから、スマホがネットにつながらない
ヨーロッパ33カ国対応のSIMを使ってるのにおかしい、ということでサービスに問い合わせメールを送ったところ、こんな返事が来た
あら?
たしかに、ポーランドは対応してないな、、
そんなこと、あるんか
ヨーロッパ33カ国対応で、まさかのポーランド非対応
だからこそ、フリーWi-Fiが飛んでいたら、そこでなうするし、休憩しつつ一気にスマホで情報を収集する
そして買う水、買う水、すべてガス問題
ここにきて、解決策を見つけた
店員に聞けばいい
無事普通の水を購入
街歩きに水は欠かせない
ヨーロッパ旅の音楽③ショパンポイントワルシャワ(ポーランド・ワルシャワ)
こちら、Chopin Point Warsaw
エアビーを予約してホストとメールをやり取りしたとき、ウィーンのホストはコンサートは自分で探せとぶっきらぼうな対応で、会ってみたら案の定、雑なおばはんだった
一方、ワルシャワのホストは、コンサートリストを送ってくれたり丁寧な対応で、会ってみたらやはりナイスガイ
そんなこともあって、ワルシャワのコンサートはプラハ、ウィーンよりも楽しみにしてきた
予習など滅多にしないのに、Chopinの曲をYouTubeで聞いたりもした
MEADという甘いお酒
コンサートが始まる前、ウェルカムドリンクとして振る舞われている
ポートワインにも似た味わいで、甘くとろみがあり、酒に強くなくてもつい飲めてしまう
飛行機移動、雨の中街歩きをして、1日の最後、コンサートの前にアルコールを入れて大丈夫なのだろうか
危険だ、、
残念ながらさっぱりわからない
わかるのはChopinの曲だということのみ
こじんまりとしたホール
30人も入れば満席だろうか
何百人も入る大きな会場より、これくらいのサイズ、距離感のほうが親しみやすい
ポロンポロロンとピアノの音が響く
その距離感のおかげか、聞いたことのある曲は1曲だけだったけど、気絶することなく完聴した
格式、行った感、映え具合はプラハやウィーンのでかいホールの方がわかりやすくていいけど、必ずしもそういうところの満足度が高いわけでもない
ひょっとしたら、エアビーのホストこそがその街やコンサートの印象、満足度を決める一番の要因かもしれない
これにてプラハ、ウィーン、ワルシャワと音楽の都コンサート巡りも終了
生まれて初めてのクラシックコンサートを本場で体験したことで、今後クラシックコンサートに行くことになったら、基準がえらく高くなってしまう気がする
素人からしてもそう感じる音楽が、そこにはあった
ヨーロッパ街歩き⑨ポーランド・ワルシャワ
クラクフの静岡駅から乗り合いバスで、市街地から西の郊外にあるバリツェ空港へ
旅の移動手段は基本バスや電車を使うけど、今回は5週間で16カ国を周るギチギチ、ガチガチの日程で、できるだけ移動時間を削るため飛行機も使う
LCCが飛んでいるから、その点は助かる(1ヶ月あとのチケットを予約してしまい、結局2枚分買うことでLCCの意味がなくなる)
バスなら5〜6時間かかるところ、ワルシャワまで55分でひとっ飛び
ワルシャワに着くと雨
しっかり降る雨はこの旅初
旅の荷物は1gでも軽く、という鉄則を破りなぜか持ってきた折りたたみ傘が役に立つ
ワルシャワの呉服町通りからすぐ裏に今回のエアビーがある
広い!
クラクフの狭小エアビーの直後だから尚のこと広く感じる
ざっと見てクラクフの5〜6倍はある
ホストもナイスガイ(ややゲイが入っている感も)で、洗濯機使わせてくれるというから、この旅始まってから2週間で初の洗濯を
初夏とはいえ肌寒く、これから北上するからTシャツ、短パンはひとまずお役御免で洗濯、リュックの底に
スマホの天気予報を見ても雨は止む気配もなく、折りたたみを広げて街歩き
W杯を見れる店の目星をつけなければならないし、なんといってもワルシャワも音楽の街
グーグルが教えてくれたコンサート会場を何ヶ所か回って、よさそうなところのチケットを買う
ワルシャワの呉服町通り沿いにある小さなホール、Chopin Point Warsaw
プラハやウィーンのでかい箱とは正反対の、かわいらしくちょこんと品のあるホール
ワルシャワ音楽の夕べを楽しみ、酒場でW杯を眺める
ワルシャワ2日目
雨は降っていない
グーグルマップで見つけたŁazienki Park(なんて読む?)に乗り合いバスで向かう
なにやら人が集まっている
Chopinはワルシャワ生まれ
昨日のコンサートもChopin
中心街からほど近いところにある緑深い公園
気温17度、ひんやりた空気が気持ちいい
地元の人や観光客が思い思いに散策している
公園の横にはワルシャワの草薙がある
陸上トラック、サッカースタジアム、アイススケートリンク、テニスクレーコート
テニスコートの横にあるカフェでお昼
少し冷えた体にホットチョコレートとヌードルがしみる
RETURNとは、店の名前もしゃれている
川の中州にビーチバレーコート
平日昼間でも、大人たちが球を打ち、拾っている
ここはMonta Beach Volley Clubというらしい
ポーランドでビーチバレーとは、意外な組み合わせ
雨上がりの夕暮れ、パトカーの向こうに虹が見える
ふらっと入った店で一杯やりつつ、W杯を楽しむ
異国の地を気ままに歩き、好きな時にビールを飲み、サッカーを見るなど、これほど贅沢なことはあろうかいやない
ヨーロッパ旅 ロシアW杯③日本ーセネガル
ロシアW杯、日本代表第二戦、対セネガル
まばらな店内
数人いるお客さんも試合は見ていない
奥にはUBER EATS配達員のにいちゃんが店の料理を受け取りにきている
もちろん試合には関心なし
オニオンスープ、フライドポテト、ビールをおともに一人、試合を見る
まあ、みんな関心がないのはわからなくもない
この日、日本ーセネガルの試合のあとは、ポーランドーコロンビア
街中はこんな看板ばかり
もちろんJAPANの文字はどこにも見当たらず
自国の試合を控え、よその国の試合なぞ眼中にない
70%オフが祟ったか、ポーランドはこの日も負け、連敗で予選リーグ敗退
先週のドイツに続き滞在国が負けるという、勝ってビールおごってもらうシナリオも連敗
ヨーロッパ旅の食べもの⑧ポーランド・クラクフ
聞いたことはあれど、どこにあるかもろくに知らずにやって来て、ましてや、何がおいしいのかなぞ知るわけもなく
そんな時、困った時はグーグルに聞くしかない
ポーランド おいしい
ポーランドのおいしい、名物はピエロギと出た
この餃子のような食べもの
これを見た瞬間、あ、これまでの国とは何か違う、あきらかに食文化が変わったぞと感じた
ベルギーからハンガリーまで、これはもう欧州風
このピエロギからはどことなく、アジア、中国の風を感じる
シーチキンというかパテというか、そんな食感に、レバーのような風味がしているような、していないような
10ピエロギ、お腹にはたまらないクラクフ1日目の夜
こちらは豚?の炭焼き
クラクフ1日目の夜、花火を見た広場の出店で見て、したたる脂がどうしても忘れられず、アウシュビッツから帰ってきて迷わず
使い捨ての貧弱なプラスチックのナイフ&フォークで苦戦しながら、久々の肉らしい肉を食べる
そして、この日、ロシアW杯日本代表の2戦目、対セネガル戦
スープ巡りの旅も続いていて、オニオンスープとフライドポテト、ビールをつまみに試合を見る
小雨が降ったり止んだり、肌寒いなか、スープがじんわり沁みる
そしてヨーロッパのガス水問題
ガスなしの水を飲もうとNatur Aquaを買うも、ガス!!
開けたてはともかく、半端にガスが抜けたガス水を飲むのがなかなか萎える
空港にて
このズラリと並んだビン
この透明な液体が入ったビンを見たとき、ピエロギ以上にこれまでの国とは明らかな違いを感じる
これはもう、ロシアの影を感じずにはいられない
ヨーロッパ街歩き⑧アウシュビッツ(ポーランド・オシフィエンチム)
さて、クラクフという全く聞きなれない、聞いたこともない町になぜ来たかというと、ここはアウシュビッツツアーの拠点になる町だから
泊まっているエアビーのレビューも1000件を超えていて、多くはアウシュビッツツアー参加者のものと思われる
クラクフの青葉のマックこと、中央市場広場横にあるハードロックカフェで早朝ピックアップ
マイクロバスに揺られ西へ1時間ちょっと、オシフィエンチムにあるアウシュビッツ・ビルケナウへ
第一収容所の敷地にはすでに大型観光バスがずらり並んでいる
このゲートをくぐる
ググればアウシュビッツの写真なぞゴマンと出てくるけど、できるだけ載せておきたい
あちらとこちら
この数メートルが遠い
建物も木も整然と並んでいる
木々がたなびくほど風が強く、夏でも半袖では過ごせない
やがてくる冬の厳しさを想像する
ガイドの説明を聞きながら、みな言葉を交わすわけでもなく、ツアーはすすむ
メガネのフレームとレンズ
無数の食器
カバンには持ち主の名前が
名前があることで、一人一人の存在が急に近くに感じる
壁の前に花が手向けられている
ここで何が行われていたのか
説明を聞けば何が行われていたのか知ることができるけど、説明を聞かずに想像することも大切だ
ガス室にも入る
晴れ間も見えた空はいつのまにかどんよりと曇り、小雨もパラつき、肌寒い
当時の人たちは、同じ空をどんな気持ちで見ていたのか
絶望、希望、それとも無の境地か、、
ほど近い第二収容所までバスで移動
多くの人々はこのゲートから生きて出ることはなかった
人々が乗せられた貨車
ここに人々が詰め込まれた
これまで、どこに行くからと特に予習もせず、そこで何か感じるものがあればそれでいいというスタンスでいろんなところに行ったけど、さすがに今回は何か前知識を入れたほうがよさそうだと、出国前に夜と霧を読んだ
不朽の作である夜と霧では、このバラックでの生活の様子も詳しく描かれ、読む、読まないでここでの体験の質が大きく変わる
もしアウシュビッツにこれから行く人がいるなら、一冊だけ、夜と霧を読むことを強くおすすめしたい
そして、できるならベルリンにあるユダヤ博物館にも足を伸ばしてもらいたい
終始暗く、重苦しい空気をまとうアウシュビッツのツアーガイドと、明るくあたたかいユダヤ博物館のユダヤ人スタッフの雰囲気から、アウシュビッツの凄惨さと、ユダヤ人の懐の深さ、生きる知恵を感じることができる
そうしたユダヤ人に対するナチスドイツの妬み、嫉妬がアウシュビッツを引き起こさせたのではないか
そんな気にさせられる訪問だった
偶然ながら点と点がつながる、こうした体験、発見ができるのも旅の醍醐味といえる
ヨーロッパ街歩き⑦ポーランド・クラクフ
ポーランド・クラクフの人宿町に向かうつもりが、七間町あたりをさまよい、小雨の中、スマホもつながらず、なんとかエアビーにたどり着いた
チェックインの時にスマホがつながらない&迷うとなかなか困る
ご覧のとおり、とてもコンパクト
小さいとも言うけど、寝るだけだから屋根と壁があればよし
窓の外は、工事中?
いや、工事途中でほっぽらかしのように見える
エアビーのホストをするには、部屋もアクセスも完璧、部屋からの眺めもバッチリ、みたいなのイメージするかもしれないけど、そんなことは一切ない
夕方になってしまったけど、街をさらっと歩き、ご飯を食べに行こう
グーグルが教えてくれた、ポーランド名物、ピエロギ
ポーランドの蒸し餃子?
シーチキンのような食感というか、ちとレバーが入っているような
観光ホテルのレストランは、ワールドカップを楽しむお客さんで満席
おひとり様は端っこのほうで、試合とお客さんの反応を楽しむ
スーツのモデルなんだけど、70%オフのセールというのが、なんとも暗喩的、、
広場の向こうに花火が上がっている
お祭りという雰囲気でもないから、観光客向けに上げているのかな?
明日は早朝からアウシュビッツツアー
ヨーロッパ旅の移動②バス ブダペスト〜クラクフ
ブダペストからポーランド・クラクフまで、途中スロバキアを通過して7時間のバス移動
バスはスマホアプリ、GO EUROで予約、カード決済できる
パスポートチェックは運ちゃんが形式的にさらっと済ませる
チケットはQRをピッと読んで終わり
車内はWiFiも飛んでいる
2001年、オーストラリア一周したときは、紙のバスチケットを買い、乗車区間ごとに電話で予約をしていた
約400km、グーグルマップは5時間半、GO EUROは7時間と言っている
夏空の下、どんどん北上する
旅のお供は、昨日レヘルマーケット(Lehel Market Hall)で買ったベーコンとミニパン
ベーコンはかじってみたものの噛みきれず、ミニパンをぱくぱく
スロバキアに入ると雨がパラついてくる
今回、スマホのSIMはAIR SIMのヨーロッパ33ヶ国対応を使っている
国境越えの時はうまく切り替わるかドキドキするけど、これまで問題なし
優秀
スロバキア・ズボレンのバスターミナル
ターミナルにも町にも人影はない
ズボレン
これもズボレン、かな
山、緑に囲まれている
スロバキア・ルジョンベルク
人も車も少ない
クラクフまであと165km
天気のせいか、町のトーンは低く感じる
丘陵地帯をひたすら走る
列車とバスのターミナルがある、クラクフの静岡駅に到着
小雨パラつくなか、クラクフの人宿町にあるエアビーまで早足で歩く
夏のブダペストから一転、肌寒い
ヨーロッパ旅 ロシアW杯②ハンガリー・ブダペスト
昼間からビールを飲み、ワールドカップを楽しむ
ヨーロッパ全土がそんな感じだろう、という事前の予測はここまで見事に外れ、やっと想像していた風景がここブダペストに
ドナウのほとりにあるホテルのオープンテラス
夏日ゆえ、なおのことビールがうまい
旅人にとってWiFiは命
ワールドカップにシーシャを添えて
さすが冠に古豪がつくハンガリー
自国が出場していなくても、街角テレビがあちこちにあり、みな思い思いに祭りを楽しんでいる
夏日から一転、晩秋の風が吹くブダペスト二日目
あてもなくぶらぶら街を歩いていると、ブダペストの駿府公園に人が集っている
即席のパブリックビューイング
わいわい盛り上がるというより、どちらかというとジッと試合を見ている
ここは渋谷ではない
駿府公園だ
若者が多い
大会期間中は常設でパブリックビューイングをやっていそうな雰囲気
夜が更け、晩秋から初冬の風に変わり、ダウンが欲しくなっても、まだみな試合を見ている
旅を始めて2週間、やっとワールドカップを楽しめた気がする